前回では、一眼レフとミラーレスの違いやカメラの仕組みについてまとめました。
一眼レフとミラーレスの違いってなに?
この記事はアフィリエイト広告を利用しています。最近はミラーレス一眼カメラを持っている人が増えてきました。 コンパクトで、一眼レフカメラのようにボケ感のある写真が…
カメラの仕組みをちょっとおさらいすると、図のように、光はレンズを通り、絞り→シャッター→イメージセンサーへと向かいます。
イメージセンサーとは
イメージセンサーは「撮像素子(さつぞうそし)」とも呼ばれ、画像をデジタル信号に変換する部品です。フィルムカメラで言うと、イメージセンサーはフィルムの役割をしています。
イメージセンサーの大きさについて
イメージセンサーにはいくつかサイズがあり、大きいほどより高画質な写真が撮れると言われています。
あくまでも、イメージセンサーだけで比較した場合、ということですが。
他のサイズのイメージセンサーもあります。
「フルサイズ一眼レフ」とは、フルサイズのイメージセンサーが入っている一眼レフカメラのことです。イメージセンサーが大きくミラーもあるので、ボディをコンパクトにするには限界がありそうです・・・
フルサイズ一眼レフは、プロやハイアマチュアの方が使っていることが多いですが、APS-Cやマイクロフォーサーズのカメラを使っているプロの方も、もちろんいらっしゃいます。
一眼レフとミラーレスのイメージセンサーは、以下のように分けることができます。
- 一眼レフカメラのイメージセンサー:フルサイズかAPS-C
- ミラーレス一眼カメラのイメージセンサー:フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズのどれか
お持ちのカメラが、どのイメージセンサーを使っているかを知っておくことは、とっても大事です。
ぜひ取扱説明書で確認してみましょう♪
なぜイメージセンサーが大事なの?
同じレンズでも、イメージセンサーが異なると、写る範囲が異なるからです。
同じレンズを使って撮り比べ
こちらは、焦点距離50mmの単焦点レンズです。レンズについてはまた別記事で詳しく説明しますので、ここではざっくりと、人間の目で見た時に近い感じで写る標準レンズです。
そのレンズをつけてカメラを三脚で固定し、ハーバリウムを撮ってみました。
フルサイズ一眼レフカメラ+焦点距離50mm単焦点レンズの場合
APS-Cの一眼レフカメラ+焦点距離50mmの単焦点レンズの場合
フルサイズの時より、手前にググっと迫って写ります。望遠寄りになるんです。APS-Cのカメラで撮った方が、写る範囲が狭くなります。つまり、フルサイズ一眼レフよりもっと後ろに下がって撮らないと、同じように撮れないということですね。
この「望遠寄りになる」ということについては、レンズのお話の時にまた登場しますので、なんとなく覚えておいてください♪
今日のおさらい
- カメラの光の行き先:絞り→シャッター→イメージセンサー
- イメージセンサー(撮像素子)は画像をデジタル信号に変換する部品のこと
- イメージセンサーはフィルムの役割がある
- お使いのカメラがどのイメージセンサーなのか?を知っておく
- 同じレンズでも、イメージセンサーが異なると、写る範囲が異なる