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2024年フジロックの情報も入れています!(2024年3月9日時点)

2023年、4年ぶりにフジロックに参加してきました。
1日だけの参加でしたが、自然の中で一日中音楽を浴びて、とても幸せな時間を過ごしてきました。

大阪からフジロックに行く交通手段はいくつかあります。

その中でも、できるだけ快適に、移動に費やす時間は短く、そして、なるべく費用は抑えたい...という人が多いのではないのでしょうか?

2023年のときは、飛行機と新幹線で新潟経由で行く方法を試してみました。

この記事では、そのときの体験や調べたことなどを、たっぷり書いています。

  • 大阪からフジロックの会場までの主な交通手段
  • 大阪から飛行機と新幹線でフジロックに行く方法
  • 実際の旅程
  • 移動にかかった時間と費用
  • 新潟経由にしてよかったこと
  • 飛行機を利用するなら気をつけたいこと

今年こそフジロックに参加したい!という方は、ぜひ参考にしてください。

ご注意

  • 各交通機関の出発・到着時刻、運賃は、2023年7月時点での情報です。最新情報は、フライトスケジュールや時刻表、公式サイトでご確認ください。
  • JRは2024年3月16日(土)にダイヤ改正が予定されています。新幹線の時刻表を確認する際には、ご注意ください。

大阪から会場までの主な交通手段

フジロックは、新潟県湯沢町にある苗場スキー場で開催されます。

会場の最寄駅は、JR東日本の「越後湯沢」駅です。越後湯沢から会場までは、期間中シャトルバスが運行しています。

大阪からの主な交通手段は、以下のとおりです。

越後湯沢駅まで公共交通機関を利用する場合、東京経由新潟経由の行き方があります。

交通手段備考
  • 2名以上の入場券と一緒に駐車券の購入が必要
オフィシャルツアーバス
夜行バス + 上越新幹線
  • 新潟経由:新潟、長岡
    新潟(長岡)駅→越後湯沢駅
  • 東京経由:東京八重洲口、新宿など
    東京駅→越後湯沢駅
  • 自分で探す(3列シート、トイレ付きなど選べる)
新幹線(東海道 + 上越)
  • 東京経由
    新大阪駅→東京駅→越後湯沢駅
飛行機 + 上越新幹線
  • 新潟経由:伊丹(大阪国際)空港(または関空)
    →新潟空港→新潟駅→越後湯沢駅
  • 東京経由:伊丹(大阪国際)空港(または関空)
    →羽田空港→東京駅→越後湯沢駅

わたしの場合、車の運転ができないのと、長時間のバスが苦手のため、行き方は以下の3つに絞りました。

  • 東京経由:新幹線(東海道 + 上越)
  • 東京経由:飛行機 + 上越新幹線
  • 新潟経由:飛行機 + 上越新幹線

2023年のときの状況と希望条件

2023年はフジロックへの参加を決めたのが遅く、入場チケットを取ったのは6月の頭でした。そこから移動手段を検討しました。

以下は、そのときの状況と希望条件です。

  • フジロックには1日だけ参加
  • 当日夜の宿泊先は先に確保済み
  • 早く会場に行きたいから、前乗りして2泊3日にする
  • 移動手段を考えながら前泊のホテルも探す
  • 息子と2人で参加のため、できるだけ費用を抑える

いろいろ検討した結果、飛行機と新幹線で新潟経由で行くことに。新潟に前乗りして2泊3日の旅にしました。

新潟経由を選んだ理由2つ

新潟経由を選んだ理由は、以下の2つです。

  1. 飛行機での行き方を試してみたかったから
  2. 往復航空券と新潟駅付近のホテルのセット料金が一番安かったから

1つめは、飛行機で行くのってどんな感じなんかな?と単純に試してみたかったからです。
はじめてフジロックに行ったのは2019年で、そのときは東京経由で新幹線で行きました。

2つめは、探した時点で一番安かったからです。くわしい内容はあとでまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

新潟空港

2泊3日の旅程

以下は、2023年のときの実際の旅程です。よかったら参考にどうぞ。

旅程

  • 1日日:2023年7月28日(金)
    • 飛行機:伊丹空港(19:25)→ 新潟空港(20:30)
    • リムジンバス:新潟空港(21:15)→ 新潟駅(21:40)
    • ホテル:チェックイン(22:00)
  • 2日目:2023年7月29日(土)
    • ホテル:チェックアウト(7:15)
    • 上越新幹線:新潟駅(7:56)→ 越後湯沢駅(8:43)
    • シャトルバス:越後湯沢駅(9:20)→ 会場(10:00)
    • シャトルバス:会場(23:50)→ 越後湯沢駅(0:30)
    • 車で送迎:越後湯沢駅(1:00)→ 宿チェックイン(1:10)
  • 3日日:2023年7月30日(日)
    • 宿チェックアウト(10:00)
    • 車で送迎:宿(10:00)→ 越後湯沢駅(10:10)
    • 上越新幹線:越後湯沢駅(11:12)→新潟駅(11:52)
    • リムジンバス:新潟駅(13:08)→新潟空港(13:33)
    • 飛行機:新潟空港(15:10)→伊丹空港(16:20)

新潟経由で行くと時間と費用はどのくらいかかる?

ここからは、伊丹(大阪国際)空港からフジロックの会場までの所要時間と、移動にかかった費用を紹介していきます。

所要時間

まず、所要時間です。以下を見ると、伊丹空港からフジロックの会場まで約2時間55分です。ただし、乗り換え時間を入れると、実際はもっとかかります。

伊丹空港

飛行機

約1時間5分

新潟空港

リムジンバス

約25分

新潟駅

上越新幹線

約45分

越後湯沢駅

シャトルバス

約40分

フジロック会場

参考までに、2023年のときの所要時間を表にまとめました。

前乗りしたので、前日と当日の移動を合わせると、約4時間20分。ちなみに、越後湯沢駅からシャトルバスに乗るまでに約20分待ちました

詳細所要時間
飛行機伊丹空港(19:25)→ 新潟空港(20:30)2時間15分
リムジンバス新潟空港(21:15)→ 新潟駅(21:40)
上越新幹線新潟駅(7:56)→ 越後湯沢駅(8:43)約2時間5分
シャトルバス越後湯沢駅(9:20)→ 会場(10:00)
約4時間20分

さらに、飛行機の場合は、手荷物検査で早めに空港に到着する必要がありますよね。

ということで、飛行機に乗っている時間は1時間とちょっとでも、なんだかんだで時間はかかることがわかりました。だから、余裕を持って移動するのをおすすめします!

FUJI ROCK FESTIVAL '24 情報

シャトルバス以外に「予約制・越後湯沢アクセスバス」が販売されています。2023年のときはありませんでした。このバスを予約すれば、会場の到着時間が読めそうですね。でも3,000円か...

  • 日時指定 / 事前予約制
  • 乗車料金:3,000円

詳細は下記より公式サイトでご確認ください。

シャトルバス待ちの列

飛行機なら当日移動でもよいのでは?

当日移動した場合も検討しました。

各交通機関の接続が悪かったり、シャトルバスの待ち時間を入れたりすると、会場到着はお昼前後になりそうです。

  • 伊丹空港:新潟行き1便(7:10)→ 新潟空港(8:15)
  • 新潟空港:リムジンバス(8:30 / 9:10)→ 新潟駅(8:55 / 9:35)
  • 新潟駅:上越新幹線(9:30 / 10:28)→ 越後湯沢駅(10:14 / 11:12)
  • シャトルバス:越後湯沢駅→会場(?)

今回は1日だけの参加だったため前乗りしましたが、急いで行かなくてもいいなら、当日移動もアリかと。たとえば、以下のようなパターンです。

  • 前夜祭(木曜)を移動日にして、会場には夕方に着けばOK
  • 初日はゆっくり午後からでもいい(2日以上参加する人)
  • 朝までオールするから午後からでもOK

移動にかかった費用(宿泊費込み)

次に、移動にかかった費用を表でまとめました。

航空券と前泊のホテルはセット料金です。なので、ついでに当日の宿代も入れてみました。

項目 料金(1人分)
飛行機(往復) + 前泊のホテル29,000円
リムジンバス (往復)840円
上越新幹線 自由席特急券(往復)5,280円
乗車券(えちこツーデーパス)2,740円
シャトルバス(復路は無料)1,000円
当日の宿7,800円
46,660円

息子と一緒に行ったので、2人分だと93,320円

さらに、入場チケット代がかかります。飲食代、お土産代なども入れると、なるべく費用を抑えたとはいえ、フジロックはお金がかかりますね・・・

FUJI ROCK FESTIVAL '24 情報

シャトルバス料金が2,000円と値上がりしています。倍ですか....。復路が無料なのは変わらずです。

費用については、さらにくわしく書いていきます!

飛行機と前泊のホテル

まず、飛行機 でフジロックに行くなら、航空券はできるだけ早く予約するのがおすすめ
飛行機は、予約する時期によって価格が大きく変動するからです。

7月は「繁忙期」や「ピーク期」などと呼ばれる時期なので、価格は通常期よりも高めに設定されます。

でも、搭乗予定日の75日前で早割が適用されると、伊丹 - 新潟間は12,000円程度になるようです。
新大阪 - 東京間の新幹線代よりも安くなりますね。

なお、75日前、55日前、45日前....と進むにつれて航空券の料金はあがっていきます。

エアトリで航空券の最安値を調べつつ、複数の旅行会社や予約サイトでも比較しました。

結局、ある旅行会社のダイナミックパッケージでホテルとセットで予約しました。

ダイナミックパッケージとは、交通手段と宿泊施設を好きに組み合わせて購入できる旅行商品のこと。
宿と往復航空券を別々で取るよりも、セットの方が、基本的に安く購入できることが多いです。

フジロック当日の宿は確保していたので、前泊のホテルと往復航空券のセットで1泊3日にしました。旅行日数のアレンジが可能な商品であれば、1泊3日でも申し込めます

前泊のホテルは、越後湯沢駅周辺にはさすがになく(わずかにあったけれど、どこも料金高すぎ)、新潟駅周辺から選びました。

なお、関空はうちの家から行きにくいのもあって選択肢に入れませんでしたが、新潟行きがあるのか調べたところ、1日1便だけPeachが就航しているようです。

リムジンバス

新潟空港から新潟駅まで、リムジンバス(または路線バス)が運行しています。片道420円でした。

※2023年9月1日~の運賃改定で、片道470円に値上がりしています。

上越新幹線 自由席特急券

上越新幹線の自由席特急券は、通常価格で購入しました。片道2,640円でした。

自由席ガラガラ

上越新幹線 乗車券(えちごツーデーパスを利用)

乗車券は「えちごツーデーパス」を利用し、2日間で2,740円でした。
(フジロック当日の「新潟→越後湯沢」と翌日の「越後湯沢→新潟」)

えちごツーデーパスは、指定されたエリア内であれば、普通列車が乗り降り自由なお得なきっぷです。
1日乗り放題のワンデーパスと、2日乗り放題のツーデーパスの2種類あります。特急券を買えば新幹線も利用可能なんです。

新潟→越後湯沢の乗車券は、片道2,310円・往復4,610円かかるため、けっこうお得です。

ただし、購入できる場所は、指定エリア内の主な駅の指定席券売機や、みどりの窓口など限られています。

※2024年4月5日利用分から、えちごツーデーパスは2,800円になるようです。

新潟経由(飛行機と新幹線)で行ってよかったこと4つ

実際に、飛行機と新幹線で新潟経由でフジロックに行ってみて、よかったなーと感じたことは以下4つです。

  1. 新潟空港内も駅構内も空いていて、移動がスムーズだった
  2. 上越新幹線の自由席に余裕で座れた
  3. 新潟駅から越後湯沢駅までわずか約45分!
  4. お得なきっぷを利用して新幹線の乗車券を少し安くできた

フジロックは夏休み期間中に開催されます。
東京経由だと、人の多い東京駅で乗り換えることになります。また、東京発の上越新幹線はけっこう混みます。
新潟経由にすると混雑をさけられたので、移動がラクでした。また、自由席の車両は空いていて、乗車時間が短く、あっという間に越後湯沢に着きます。
東京 - 越後湯沢間だと約1時間半かかるので、移動時間は半分で済みます

新潟駅 東京行きのホームと息子

新潟経由で気をつけたいこと2つ

ただ、新潟経由でとくに飛行機に関しては、気をつけたいことが2つあります。

  • 飛行機が欠航になった時にどうするかを考えておく
  • 最終便は避けてもう少し早い便を予約する

2023年のとき、予約した新潟最終便が欠航するかも?という経験をしたからです。

伊丹空港に到着して、18時半頃に保安検査場に行こうとすると、新潟最終便は欠航の可能性が高いというアナウンスが。さらに、旅程変更の案内として、新潟行き最終新幹線の情報が聞こえてきました。

飛行機に乗るのが久しぶりすぎて、欠航したときのこと何も考えてなかった・・・めちゃくちゃ慌てました。。新幹線に切り替えるなら、今すぐ新大阪駅に行かないと間に合わない時間だったから。

東京経由で新幹線で行くにしても、越後湯沢を通り過ぎて新潟駅まで行って、予約したホテルに泊まる?それともホテルをキャンセルして、東京駅周辺で新たにホテルを探す?....息子と2人、どうしようと気は焦るばかり。

サンダーバードや北陸新幹線などを使えば、北陸ルートで新潟駅まで行けるけど、乗り換えが多く、時間はかなりかかるよう。。

いろいろ調べているあいだに運航が決定し、少し遅れたものの無事飛んでくれたので、何事もなく新潟に行けました。本当によかった!

というわけで、欠航した場合に備えて、あらかじめ代替交通手段などを調べておくことをおすすめします!

ちなみに、あとから知ったのですが、この日は夕方に空港周辺でゲリラ豪雨が発生し、そのため飛行機が着陸できず、複数の飛行機が上空待機となっていたようです...

使用する飛行機の到着が遅れると、出発はその分遅れます。そして、伊丹空港には21時の門限(運用制限時間)があるため、門限を過ぎてしまうと、出航できないこともあるようです。

その点を考えると、できれば最終便は避けて、もう少し早い便をおすすめします。
欠航になった場合、代替交通手段に切り替えたとしても、時間に余裕があれば焦らずに移動できるからです。

また、あとの便なら出航可能で空席がある場合は、便の変更ができますよね。

いろいろ考えてみると、前泊の宿も、ほんとうは越後湯沢周辺か会場近くで取っておいた方がより安心かなと思いました。新潟経由から東京経由に変更した際に、宿は変更しなくて済むから。
でも、その宿探しがフジロックは一番大変なので・・・

【参考】東京経由の新幹線での所要時間は?

参考までに、東京経由で新幹線で行く方法も載せておきます。

新大阪駅からフジロックの会場まで約4時間40分です。ただ、こちらも乗り換え時間とシャトルバスの待ち時間を含めると、実際はもっとかかります。

新大阪駅

東海道新幹線

約2時間30分

東京駅

上越新幹線

約1時間30分

越後湯沢駅

シャトルバス

約40分

フジロック会場

なお、東京経由で行くなら、乗車券と指定席特急券がセットになった割引商品を利用すると、少し費用を抑えられます。

【まとめ】新潟経由で飛行機と新幹線で行くなら

というわけで、2023年のときの体験をもとに書いてみました。以下はまとめです。

  • 航空券を早割価格で買えるなら飛行機は選択肢としてアリ
  • 新潟空港も新潟駅も空いていて移動がラク
  • 欠航の場合のシミュレーションをしておく
  • 最終便は避けてもう少し早い便にする

大阪からフジロックに行く交通手段の選択肢のひとつとして、よかったら検討してみてください!

フジロックの持ち物や雨対策については、以下の記事をぜひ参考に。

40-50代女性向け はじめてのフジロック 持ち物リストと雨対策

40〜50代の女性向けに、フジロックの会場に持ち込む必須アイテムと、あると安心・便利なアイテムをくわしく紹介します。また、前回参加したときの経験をもとに、雨対策についてもまとめました。

服装、靴、バッグも、よかったら参考にしてくださいー

40-50代女性向け はじめてのフジロック 服装と靴やバッグはどうする?

40〜50代の女性向けに、フジロックに参加するときの服装と、靴やバッグを選ぶときのポイントをまとめました。