2024年6月12日:加筆修正しました
フジロックにはじめて参加するとき、どんな服装がいいのか、悩んでいませんか?
雨がよく降ると聞くけれど、靴はどうしたらいい?リュックって要る?初参加のときは分からないことばかり....
そこで、この記事では、わたしが過去にフジロックに参加したときの経験をもとに、おすすめの服装や靴、どんなバッグだと行動しやすいかについて、まとめてみました。
はじめて参加したのは2019年。前夜祭と1日目・2日目の濃い3日間を過ごしました。
以降は2023年、4年ぶりに1日だけ中学生の息子と一緒に参加しました。
わたし自身、普段は完全にインドアですが、野外フェスでは、機能性を重視したアウトドアのコーデが好き。
アウトドアに慣れていない人が、いかにラクで快適に過ごせるかを重視した、40代から50代の女性向けの内容となっています。ぜひ参考にしてください。
なお、持ち物と雨対策については、以下の記事で書いています。あわせて参考にしてみてください。
おすすめの服装
おすすめの服装と身につけるものを、頭→足元の順でまとめてみました。
山の中でも日中はふつうに暑いので、なるべく涼しい服装がおすすめです。
暑い日中は半袖とアームカバー
帽子は、熱中症対策に必須。通気性があって、広めの幅のツバ、風で飛ばされにくいあご紐付きがおすすめ。
雨を想定して、撥水や防水加工の帽子にしても。
前回のフジロックでは、ふつうのと防水のハットの2つ持っていって、使い分けました。
2つ持っていくなら、どっちも折りたためるものであれば、かさばりません。
サングラスは、紫外線カットの性能があるレンズのものを。
goodr(グダー)のサングラス、スタイリッシュでいいな。サイトを見てると、どれにしようか迷うくらい、カラバリも豊富。しかもお手頃価格!汗をかく夏フェスにピッタリかと。
Tシャツは速乾がおすすめだけど、せっかくならお気に入りのバンドTシャツを着たくないですか?
でも、コットン100%は汗をしっかり吸い取ってくれる分、乾きにくい....
バンTを着るなら、吸汗速乾性のあるインナーを着て対策しておくとよさそうです。
コットンのTシャツでもなるべく涼しく過ごしたいなら、BIWACOTTON(ビワコットン)はいいですよ。
風通しがすごくよくって、肌にはりつかない。一度着たら、こればっかり着てしまうくらい。
BIWACOTTON
BIWACOTTON(ビワコットン)公式通販サイト。日本の伝統産業である「高島ちぢみ」を受け継ぐ末裔と共に、現代の洋服へと進化させた“織物で作るTシャツ”をメインとする、他にはない快適な着心地を誇るユニセックスブランドです。…
連泊する人は、宿で洗濯して室内に干すことを想定し、抗菌防臭加工のTシャツもいいですね。
ちなみに前回は、速乾Tシャツを着ました。
アームカバーは、UVカット機能がついたものを。接触冷感素材もよく見かけます。
ボトムスはラクにトイレに行けるか?も考える
ボトムスは、日焼けや虫刺されから脚を守れるか?ラクにトイレに行けるか?を考えて選ぶとよさそう。
仮設トイレは狭く、わたしが利用したときはどこも和式でした。(※洋式もあるようです)
フルレングスかクロップド丈のパンツ、裾を絞れるカーゴパンツとか。
ワイドパンツだと、トイレのとき裾が床につかないように気をつけないと....こういうのってストレスに感じませんか、、
さらに、伸縮性があって動きやすく、速乾性や撥水加工があるとよさそう。
今回は、ワークマンのトラベルシェルパンツにしようかなと考え中です。
いろいろ検索していたときに以下の記事を見つけて、読んでいたらこのパンツが気になって。
ワークマンの格安&軽量『トラベルシェルパンツ』は山でも大活躍の予感! | YAMA HACK[ヤマハック]
高い撥水性で超軽量、かつリーズナブルなワークマンの『耐久撥水トラベルシェルパンツ 』は、山でも役立ちそうな予感!実際に製品を観察して、穿いて、登山での活用方法を考えてみました。
たまたま家の近くにワークマンプラスがあったので、すぐに行って買ってきました。
実際に履いてみたところ、ゆったり履けてすごくラク!
ツルツルの生地ではないので、汗をかいてもそれほど肌にくっつかない感じ。
ストレッチ性、撥水加工、UVカット加工、軽くて薄いパッカブル仕様と、機能てんこ盛り。なのに1900円税込ってすごい....
ほかには、ハーフパンツとレギンスの組み合わせも、会場では多く見かけました。
疲労を軽減したい、むくみが気になる人は、登山用タイツやスポーツレギンスなどを検討しても。
機能性の高いレギンスを履くなら、事前に一日着用して慣れておくと安心です。
トレッキング用の靴下は、クッション性や速乾性に優れているので、足の疲れやムレを軽減してくれます。
明るい色やおしゃれな柄を選んで、ワンポイントにしてもよさそう。
靴どうするか?問題
一番悩みそうなのが、靴をどうするか?です。
靴は、長時間歩いても疲れにくいものがおすすめ。会場は広いので、1日10km以上歩くこともあるからです。
ほかは、何を優先するかで決めると良いのでは。
できるだけ荷物を減らしたいのか、絶対に足元を濡らしたくないのか....
わたしは、2019年も2023年も防水のトレッキングシューズを履いていきました。
が、2019年の2日目は大雨。靴の防水透湿素材は足首の高さくらいまで。あまりにも大雨が続いたためか、夜には靴の上部から少しずつ雨が沁みてきてしまい。。
帰りの靴を用意していなかったので、次の日、靴の中がほんのり湿った状態のまま新幹線に乗って帰りました....
なので、2023年のときは、行き帰りはサンダルを履いてました。
ちなみに、サンダルといえばKEEN。会場内でも履いている人よく見かけます。
KEENはフジロック'24オフィシャルサポーターです。水陸両用サンダルや防水トレッキングシューズなど、今年も会場で販売するのかな。
フジロックの公式サイトにて、FUJI ROCK FESTIVAL'24 × KEENオフィシャルモデルが発表されていますよ。
写真は2019年のときのポップアップストアです。
2023年のとき、一緒に行った息子には、ミツウマのパッカブルレインブーツを買いました。が、参加した2日目は雨がまったく降らず、履く機会が全然なくて残念でした....
ちなみに、フジロックでよく見かけるレインブーツといえば、日本野鳥の会の長靴です。
冷えてきたら重ね着で調整する
夕方以降は冷えるかもしれないので、重ね着して調整しましょう。
2019年のときは、夜はだいたい雨だったので、レインポンチョや防水ジャケットを着ていました。そのため、とくに冷えるとか寒さは感じなかったです。
ジャケットは、アウトドア用のしっかりした高機能なものが安心です。
防水性、透湿性、防風性に優れたゴアテックスを使用したものなどがよさそう。
雨が降ってきたとき、冷えてきたときに着用します。
2023年のときは、パタゴニアのジャケットを持っていきました。
さらに冷えてきたら、着替え用のTシャツを中に重ねたり、雨が降っていなくても、レインポンチョを着たりすればいいかと。
深夜や朝まで会場で過ごす人や寒がりの人は、薄手のダウンジャケットがあると安心かもしれません。
前回、TAIONのインナーダウンジャケットを念のため持っていきました。
ただ、そこまで冷えなかったため、わたしの場合は着る機会はなかったです。
バッグは2つ用意して分けるのがおすすめ
バッグは2つ用意して、会場に持ち込む荷物を2つに分けるのがおすすめ。ひとつは常に携帯するものを入れて、もうひとつにはその他の荷物を入れるイメージです。
必須アイテムを入れるバッグは量と重さで決める
必須アイテムとは、たとえば以下のようなもの。基本的に常に携帯するものです。
必須アイテムについては、以下の記事でくわしく書いています。
40-50代女性向け はじめてのフジロック 持ち物リストと雨対策
40〜50代の女性向けに、フジロックの会場に持ち込む必須アイテムと、あると安心・便利なアイテムをくわしく紹介します。また、前回参加したときの経験をもとに、雨対策についてもまとめました。
必須アイテムを入れるバッグは、量と重さで決めるとよさそう。
サコッシュやウエストバッグなどがよいでしょうか。
2023年のときはウエストバッグにしました。
腰につける方がカラダへの負担が少なく感じるから。ベルトの長さを調節すれば、斜めがけでも使えるので。
ボディバッグ、ヒップバッグ、ウエストポーチ....呼び方はいろいろですが、こんなタイプとか。500mlのペットボトルが入るサイズのようです。
2019年のときは、カリマーのこのサコッシュを使いました。
上からモノを出し入れしやすく、バッグ自体がとっても軽い!
ただ、サコッシュはマチが薄いため、必須アイテムを入れたら結構パンパンに....
ふくらんだサコッシュってオシャレじゃない....
また、基本的にずっと身につけるため、長時間だと斜めがけは肩が凝るかもしれません。
ほかにも、リュックだけを下ろしたくても、サコッシュのショルダーストラップが邪魔でスムーズに下ろせないなんてこともありました。バッグ類は身につける順番も大事ですね...
雨対策アイテムなどはリュックに入れる
必須アイテム以外で会場内で使いそうなものは、リュック・バックパックに入れるとよいかと。
両手が使えて疲れにくいので、おすすめ。
Xでフォローさせてもらっている方のこの UNDERTHESUN のリュックめっちゃ良さそう!と思いました。
会場はとても広く、いざ使いたいときに近くにないと不便なため、基本的に使いそうなものは持ち歩きます。
※荷物預かり所は場外ショップエリアにありました。行き来すると結構しんどいと思います。
※コインロッカーは場外の売店のところにあります。
リュックには、以下のような雨対策アイテムと、あると安心・便利なアイテムを入れておくとよさそう。
折りたたみチェアは、サイズによってはリュックに入らないかもですね。
ただ、レインポンチョを着ているときは、リュックだと背中の方から荷物を取り出しにくいなぁと感じました。
(ポンチョを着るまえに、体の前に抱えたらよかったのか...)
ちなみにわたしは、ミレーのバックパック20Lのを長年愛用しています。2気室に分けることもできるので便利なんです。
荷物が少なめなら斜めがけバッグでもよいかも
場合によっては、斜めがけバッグでもよいかもしれません。
なぜなら、リュックに比べると、身につけたまま荷物を取り出しやすいというメリットがあるから。
荷物が少なめでステージ間の移動も少なめの想定なら、検討してもいいかも。
ただ、斜めがけは、片方の肩に負担がかかりやすいです。
2019年に一緒に参加した友人の場合、たしか2日目は宿にリュックを置いて、斜めがけバッグで会場に行っていました。
野鳥の会の折りたためるレインブーツを履いて、レインポンチョや水筒は腰やバッグからぶら下げるなどして、リュックがなくても大丈夫なくらいに荷物を調整し、工夫していたようです。
上の画像は、ミステリーランチのモッドロードセル。斜めがけして使えるし、たたむとコンパクト!
まとめ
以上、40-50代の女性向けに、はじめてフジロックに参加するときの服装や靴、バッグについていろいろ書いてみました。
最後に、まとめとして選ぶポイントを載せておきます。参考にしつつ、ご自身に合わせてアレンジしてください。
FUJI ROCK FESTIVAL’24 、準備するときに少しでも参考になれば嬉しいです。
フジロックの持ち物や雨対策については、以下の記事をぜひ参考に。
40-50代女性向け はじめてのフジロック 持ち物リストと雨対策
40〜50代の女性向けに、フジロックの会場に持ち込む必須アイテムと、あると安心・便利なアイテムをくわしく紹介します。また、前回参加したときの経験をもとに、雨対策についてもまとめました。
FUJI ROCK FESTIVAL '24|フジロックフェスティバル '24
FUJI ROCK FESTIVAL